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熊野古道伊勢路 |
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令和元年十一月二日
6時間40分(400分)
12.8km、360m
起点:JR 三木里
終点:JR 二木島 |
コース紹介
長く松阪を起点にしてきたが、今日からは熊野市を起点に歩く。車で熊野市駅まで行き、そこから目的地に向かう。
前回の続きで三木里駅下車。国道311号線を行く。
右手に登り口を見つけ、山の中へ。ヨハネ道というらしいが、熊野古道にヨハネ様がどう絡むかは知らない。
登り口
道自体は歩いていて楽しくなるいい道だ。だがそんなには長くなく、ほどなく車道へ出る。
三木峠の登り口より再び山へ。
三木峠展望所
三木峠を下り、民家の間を抜けて山に戻る。立派な石垣が多い。猪垣だ。
今なら電気柵だが当時の苦労がしのばれる。
どれも猪垣に見えるので違うものも交じっているかも・・・
今日2つ目の峠は羽後峠。道標杭:羽後峠 02/09であっけなく峠に到着。上り始めたら峠着だ。
道中通行手形の現代語訳が貼られている。定型文と思っていたが、個性あふれる文書だ。
それだけ昔は旅行することが大変だったのだと思う。
通行手形の説明
峠を下った後は車道歩き。トイレ発見
再び国道311号線を歩く。
トイレ
飛鳥神社。
県下第3位の木。樹齢千年を超えているそうだ。
もちろん樹齢が第3位でなく幹回りだ。
くすの木
境内は巨木ばかり。拝殿前の大楠が有名で、こちらも樹齢五百年越えとのこと。
国道を離れ、道標を頼りに細い路地を進む。
曽根石幢
3つ目の峠を越える前にトイレ。
トイレ
案内板。ごだけ平仮名とは・・・
伊勢路と言っているが、
熊野三山に向かうときは熊野道、同じ道だが伊勢に行くときは伊勢道と呼ぶと書かれていた。
これから向かう曽根次郎太郎坂という何か由来がありそうな名前は、
次郎=自領、太郎=他領を意味するそうだ。
今も尾鷲市と熊野市の境となっている。
熊野参詣道伊勢路「曽根次郎太郎坂」ご案内
ちょっとだけ盛土になっている。説明がなければ絶対気づかない。
曽根の一里塚
鯨石
甫母峠の休憩所
峠を過ぎれば下りかと思ったが、登りが続く。でも緩やかになった。
とにかく通路の根っこがすごい。踏まずには通れない。
石畳
ベンチあり
楯見ヶ丘
熊野市有形民俗文化財。
とても珍しいものだ
猪垣記念碑
川を渡るとトイレ。
新宮まで38km
駅到着。
二木島駅
後日談
ポケットティッシュ忘れた^^;
使用した持ち物
スマホとかハンカチなどは普段から持ち歩いているので除外しています。
日帰り用ザック
ポーチ
帽子
汗拭き用タオル
山用GPS(ザックの中に入れっぱなし)
お茶500ml/コーヒー350ml
ウィンドウブレーカー
行動食
地図のコピー
日焼け止め
マップケース
交通費・宿泊費
JR |
熊野市 〜 三木里 |
330円 |
JR |
熊野市 〜 二木島 |
240円 |
駐車代 |
熊野市駅前 |
500円 |
高速代 |
京都東〜紀伊長島(ETC利用/往復) |
5620円 |
ガソリン代 |
京都東IC〜熊野市駅前(往復) |
2900円 |
コースタイム
熊野古道伊勢路を歩く記載データ
(サンライズ出版) |
法然寺 |
2.4km
(90分) |
三木峠 |
2km
(105分) |
羽後峠 |
0.7km
(40分) |
賀田羽根の
五輪塔 |
1.4km
(50分) |
飛鳥神社 |
1.7km
(45分) |
甫母峠 |
2.8km
(110分) |
二木島 |
私のGPSログ記録 |
三木里駅 |
2.7km
(50分) |
三木峠 |
2.1km
(70分) |
羽後峠 |
1.0km
(40分) |
賀田羽根の
五輪塔 |
1.8km
(35分) |
飛鳥神社 |
2.2km
(105分) |
甫母峠 |
3.0km
(100分) |
二木島駅 |
今回歩いた距離:12.8km(400分)
累計距離:147.8km
今回かかった費用:9、590円
累計費用:75、120円