雄山・大汝山・富士ノ折立(立山三山)・真砂岳 
2007年10月6、7日 土、日曜日 晴れ、晴れ

(一日目)(二日目)

そろそろ4時。布団を抜け出し、露天に向かう。源泉かけ流しはもちろんのこと、ボイラーで追い炊きもしていない。湯元はなんたって、近くの地獄谷だ。月を見ながらのお風呂。むちゃくちゃ優雅だ。だんだん山の形が見えてくる。でも目の前が登山道。朝早くからライトをつけて歩く人がいる。恥ずかしい

朝食。朝から二人とも御代わり。食事が終わると、連れは朝日を浴びた紅葉を撮りに行くという。行ってらっしゃいと見送り、パッキング。それからコーヒー。グラスワインは200円だが、コーヒーは400円。テレビの天気予報を見ながらゆっくりとした時間をすごす。今日もいい日になりそうだ。

雷鳥沢野営場(7:23)を通る。ハイシーズンには、テントはゆったり寝れていいなと思うが、山小屋は食事があるし、何よりテントを担げば20キロになってしまう。やっぱり山小屋だ。

立派な橋(7:28)を渡る。

橋を渡ったところに分岐がある。左が、剱御前・大日岳。右が一の越・大走り。ほとんどの人が左に行く。雷鳥沢も左だ。大走りを目指して、右に行く。

すぐに分岐(7:33)。大走りは左だ。

平坦なところを過ぎたところで??。道をロスト。連れは「途中に分岐はなかった。とりあえず稜線まで出よう。」と歩き出す。マーキングに沿って沢を登る。石の浮き状態から言って、正規ルートとは違うと思ったが、マーキングがあったので登る(小走り沢に入ってしまった)。

稜線の近くでハイマツが道をふさいでいた。これで連れも道間違いを確信したようだ。高山植物の保護が気になったが、そのまま登りきって稜線に出た。

稜線の向こうに大日岳が見える。

真砂岳経由と迂回ルートの分岐(9:38)で、コーヒー休憩。ここは風が強い。

内蔵助平方面との分岐(10:10)。振り返ると富士山も見えていた(写真は北東で富士山ではありません)。ラッキー

真砂岳(10:19)

真砂岳を越えると登り。ここから見ると細い稜線に見える。

大走りの道標(10:37)。本当はここに出るはずだった・・・。

富士ノ折立(11:20)。岩場だ。ザックを下において上がる人も多い。山頂は狭いが、ここでお昼にした。2999m、微妙な高さ。岩の上に乗れば3000m。

眼下に黒部ダムが見える。

富士ノ折立というぐらいだから、ここから富士山を見るのがいいのだろう。特徴ある形がはっきり見える。

富士山もいいが、眼下の室堂もなかなかいい景色。

大汝の休憩所(12:17)はお休み。

天気がいいと、ケルンも映える。

大汝山頂から逆光方角

雄山神社(12:55)到着。鳥居をくぐり、10mほど登ると山頂&峰本社。足元危険。開山は先月末までなので、御払いはなし

鳥居を出る前にもう一枚。今度は三角点に向かう。

三角点(13:06)は2991m。山頂より少しだけ低い。三角点をゴールだと思ってしまうと、3000mに登っていないことになる

三角点もいいが、その向こうに見える山肌はもっとすごい。

ガレっぽいところを降りる。石が浮いていることもなく、歩幅もあい、見た目とは違い楽。

急いで降りるのはもったいない。眼下にはミクリガ池とミドリガ池が映える。

三の越(13:51)。ここから歩幅が合わなくなり、歩きにくくなる。

一の越(14:22)。山荘と公共トイレがある。チップ箱があふれそうでした。

来た道を振り返る。きれいだ

道標(14:28)を室堂に行く。ここから先は、誰もが道と呼べる道になる。

祠(14:37)があった。

景色が楽しくて楽しくてなかなか進めない(誰だ?ばてただけという奴は)

立山室堂(15:12)に到着。現存する日本最古の山小屋だそうだ。

振り返る。名残惜しい。バスターミナルはすぐそこだ。

バスターミナルで連れを並ばせ、自分はソフトクリームを買いに行く。ケーブルカーの整理券をもらい、バスで美女平へ。日が暮れる前に立山駅(17:28)につけた。「まずはコンビニに行って、スイーツを食べよう」「今食べたばっかりじゃないですか?ソフトクリーム」「・・・」

追記

この見事な紅葉山行の10日後の17日には雪が降りました。

(一日目)(二日目)
注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

トップへ 記事本文に戻る(地図があります)