今日は叡電。紅葉には少し遅い気もしたが、貴船を選んだ。もみじのトンネルで一時停止。電車内から失笑の声が漏れる。完全に終わっている。二ノ瀬(8:25)で降りる。団体さんも降りたようだ。団体さんは駅のトイレを使ってからの出発のようなので、さっさと出発。川を渡る直前で左に曲がり、川沿いに歩く。ここには目印がなかった。 |
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まずは、夜泣峠と鞍馬を分ける道標(8:30)。北山47もある。まずは夜泣峠を目指す。 |
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ワイヤーが邪魔だが、見事に紅葉している。 |
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神社の付近は、特に見事な色だ。この先、山道となる |
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夜泣峠(8:49)に到着。ここは辻。持っているガイドブックを広げると、夜泣峠は通らず、神社横から、二ノ瀬ユリに向っている。しかも夜泣峠が辻になっておらず、貴船の方の方に行くには大周りの道しか載っていない。がーん、である。現在位置は正しく把握していたが、目的地が違っていた。駅からまず夜泣峠の方に行くという本文だけを見て、夜泣峠を通ると勝手に思っていたのだ。こういう場合は、まずひと休み。あわてて行動するとろくなことはない。道標には『二ノ瀬ユリを経て滝谷峠』とある。GPSの地図で見ても道はある。方角的にも有っている。よしこっちの道に行ってみよう。 |
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単独の女性が、貴船山はこっちですよねと直進(大岩方向)を指して声をかけてきた。違いますよ。地図持ってます?と返すと地図を持っているというので見せてもらう。有名な山用の地図だった。来た方向から地図を同定し、説明する。納得はしてくれたが、ここに貴船と言う看板があるべきだ、不親切だと盛んに言っていた。夜泣峠からの道は歩きやすい尾根道だった。本当は神社のとこから行くみたいですよというと、そんな分岐はなかったとの返事。家に帰り写真を見てみると、北山49の地図にちゃんと載っていた。ま、人のこと言えないけどね。 |
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二ノ瀬ユリ(9:38)。ここをすぎると道が道標もなく2又に分かれる。よりしっかりしてる左を選ぶ。実はここを右に行くと尾根ルート。三角点に行かないのなら、尾根ルートの方がおすすめ。 |
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樋ノ水峠分岐までは、幅広の歩きやすいハイキングコース。 |
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樋ノ水峠分岐(10:02)からは、鋭角に折れ、樋ノ水峠を目指す。 |
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樋ノ水峠(10:19)。手作りの小さな道標があるだけ。ここから三角点へは道はない。薮はないのでどこでも歩けるが、テープを目印に上を目指す。 |
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展望はないが、開けていて休憩するには気持ちいい山頂(10:26)だ。休憩していると夜泣峠でであった方が上がってきたので再び話をする。この後、引き換えして、鞍馬観光をするそうだ。一緒に降り始める。 |
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なだらかなテープ山の下りは本当に難しい。のぼりより右にそれて降りてしまい、途中で軌道修正。その方は軌道修正することなくさらに右をどんどん降りていって見えなくなった。樋ノ水峠まで戻ると団体さん。この辺りの道の情報を交換する。心配になってその人が峠に戻ってくるのを待っていると戻ってこられた。なんだか危なっかしいと思う。下りでは別の単独の女性にこの道はどこに行くのかと尋ねられる。聞くと地図は持っていないという。ホントいろんな人が登っている。山って怖いな〜。 |
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樋ノ水峠分岐からは滝谷峠を目指す。ここまでとは異なり、細い道だ。人の声が聞こえたので見てみると、すぐ右上に尾根コースがあり、きれいな紅葉だ。飛び移れるくらいの距離だが、静かな山歩きがしたいのでそのまま行くことにする。 |
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尾根コースと正規に合流(11:29)。 |
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細い道を行く。踏み跡は明瞭だ。 |
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紅葉は、少ない |
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ちょっと展望が開けた。この場所以外にはまったく展望なし。 |
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滝谷峠(12:07)。ここから貴船口駅へ下る。急な下り坂だ。 |
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道は沢沿い。不明瞭なところもあるが、とにかく沢に沿っておりればよい。 |
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この道も紅葉は少ない |
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下るにつれ、ところどころロープが出てくる。基本的にロープに頼らない方がいいが、このコースのロープ設置箇所は、悪天候時や残雪時は本当に危険だと思える場所にある。要注意のコースである。 |
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『貴船口駅』(12:44) |
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砂防指定地(12:48)まで降りてくれば、もう安心。危険箇所はない。幅広の道を下ると、対岸に車道が見えてくる。 |
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車道(12:56)に合流。ここからは長い車道歩き。 |
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まずは奥の院(13:09) |
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『相生の杉』(13:17) |
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川床。つめたそー。 |
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←中居(13:23) 境内の桂→ |
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本宮(13:37)。参拝の長い列が出来ていた。信仰心が薄いのでご挨拶はパス。 |
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この時期は、ライトアップしているので、川に光を浮かべているのでしょうか?私?夜は怖くてとても近寄れません。 |
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鞍馬寺への分岐は見送り、そのまま直進。バス停もあり臨時バスもどんどん出ているようだが、歩きたいのでパス。そのままアスファルトを行く。 |
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天然温泉の旅館前。 |
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車道歩きだが、バスに乗らなかった分、ゆっくりと景色を楽しむ。 |
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最後は、貴船口(14:12)に到着。1つしかホームのない小さな駅だが、今日は駅員さんがたくさん。普段はワンマンだが、今日は車掌さんが乗車(ワンマンだと運転席の後ろのドアからしか下りれないので、満員電車では大混乱してしまうのだ)。思ったより紅葉が残っていて大満足の一日でした。 |
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注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。 |