たぶん遅いだろうなと思ったが、紅葉の名所、養老の滝から養老山を目指すことにする。ロングコースなので、朝早くから歩く為に電車を検討するが、どう調べても車の方が1時間はやい。車にする。家を出ると途中で雨。今日は天気回復のはずだと自分に言い聞かせる。実際大垣の空は明るかった。
養老公園の駐車場に車を入れる。ネットでは９時からとなっていたが、１５分前に着いたときには、すでに営業していた。お値段はたった３００円。安いと思う。養老公園をパスして、純粋に山歩きをするなら、ここではなく滝の駐車場が近い。道なりに行かず、右に曲がることが大切。ネットでは電話番号も載っているが、地図の位置があっているものは皆無だった。要注意である。

車を下りて車道を歩く（８：４８）。人の流れについていく。途中紅葉を楽しむ。明らかに盛りはすぎているが、それでも十分楽しめた。

そして養老の滝（９：０６）に到着。まだ朝が早いので人で写真が撮れないと言う事はない。

駐車場を抜け車道を進む。すぐ左手に林道がある。そこが登山口（９：１９）だ。

『三方山　2.0km 90分』（９：２３）に曲がる。ちなみに来た方向は『登山道入口　0.2km 5分』。岐阜県の山という本には、滝上駐車場から三方山まで５０分と書かれているが、・・・。

養老山頂遊歩道の案内図（９：２６）。ここでは登山口と三方山は２．７Ｋ　上り90分となっている（クリックで拡大します）。

関係者以外立入禁止（９：２７）に進む。ここが入口だ。

すぐに渡渉し、じぐざく登りがえんえんと続く。紅葉はあんまりない。でもところどころきれい（↓）。

中間地点。養老滝口から0.9KM、三方山まで0.9KM（９：５８）。ここまで登り詰めだから、ため息が出る。気分は、もう半分でなく、まだ半分。

まだまだだと思っていたら、後５分（１０：１６）。

上の道標は実は階段の途中にある。

突き当り（１０：２０）を左に行くと山頂（１０：２２）。行き止まりなので引き返し、笹原峠を目指す

楽な道

すぐ到着（１０：３４）。消えかかっているが、左方面は『０．４ｋｍ　２０分　小倉山頂』と書かれている。もちろん左。

小倉山頂（１０：５４）は広い。ちょっぴり散策。風が強い。養老山へは、そのまま細い道を行く。当然下りの道だ。

林道に出会うところに広場があり、道標もある。『養老山頂0.2Km　5分』（１０：５８）。でも下り。

『養老山頂　ハイキングコース　頂上まで３分』（１１：０２）を右に曲がり登る。ここから山道。苦労して登った山頂（１１：０５）は展望ゼロ。写真を頼まれて撮ってあげたら、三角点を撮り忘れちゃった。＾＾；。ちなみに旧名は多芸山というらしい

食事をしようと思っていたが、展望無の狭い山頂にがっかりして早々に退散。嫌気がして並行する林道経由で戻る。こちらはアップダウンが無く、楽チン。

小倉山まで戻り、一回目の食事。このごろは行動食でなく、複数回の食事が定番。甘いもん食うよりご飯がうまいわ。更に笹原峠まで戻り、そこから『旧牧場　1.8KM ６０分』方面に向う。

アップダウンのある道を行く。途中何度も道標がある。

旧牧場（１２：０７）。ここを右に曲がれば、下山だが、今日はもう一山登るので、直進。

早く登りたいのにまずは下り。まずはもみじ峠（１２：１２）に着く。すでにシーズンオフでもみじ無。『1.6kM ４０分　大洞登山口』に向う。

ね、どこにももみじがないでしょう・・・。残念

道はというと更に下りを続ける。

ここで大洞方面に別れを告げ、笙ヶ岳と書かれた方に曲がる（１２：１８）。約５０分と書かれている。ここから道は急に細くなる。

なかなか楽しい道。思ったほどきつくはない登りが続く。

『笙ヶ岳頂上へ（約２０分）』の道標（１２：４２）。ここからがきつい。道も不明瞭になりテープを頼りにゆっくり歩く。

山頂（１３：０１）。時間が遅く最後かと思ったが、結局単独の方が二人登ってこられた。静かな山で会話を楽しんだ後、お別れ。

登りは時間を気にして、まじめに歩いたので下りは写真を撮りながら気軽に下りることにする。そういうわけで途中で抜かれ、最後の下山者になってしまった。逆光でテープが見難い。こういうこともあるのだなと思う。

もみじ峠まで帰ってきた。目の前には階段。さ、登るか。気が重いわ。

旧牧場（１４：１１）。ここからは林道を下るだけだ。『養老登山口　4.2KM 70分』

林道（舗装はされていない）なので幅は広く、歩きやすい。もう少し早ければ、見事な紅葉の散策になったに違いない。残念〜。

『養老登山口　3.0KM』（１４：３０）。え〜。まだ１Kしか歩いていない・・・＾＾；疲れた・・・

『旧道入口』（１４：３６）。『もみじ峠への近道（急登１５分）』。『養老公園 ８０分』。え〜。８０分。このペースだと駐車場に着くのは５時前になってしまう。やばー。ここから急ぎ足で下りることする。

朝通った三方山への分岐に到着（１５：２１）。ここまで来ればもう大丈夫。下りなのにコースタイムの倍って、反省。

養老の滝からは、観光地。もう夕暮れ手前だというのにたくさんの人だ。

朝はよらなかった養老神社（１５：４３）に立ち寄る。この下が、日本百名水の菊水霊泉。もちろん頂く。おいしい、生き返る。

道をふさぐ長い行列を発見。行列の先は、養老団子。一瞬躊躇したが、並ぶことにした。おいしかった。一日歩いたあとの団子だもんね。サイコーでした。