大御影山 2010年5月4日 火曜日 晴れ

行くかどうか悩んだが、行くことにした。天気ではない、距離だ。久しぶりのロングコースだ。ピストンでコースタイム6時間。長そうだ。ビラデスト今津で300円を払い村内通行証をもらう。ゲートで山のことを聞くと2時間半で登れるといい、地図をくれた。そんな早くは登れんだろうと思ったが、笑顔でお礼を言う。黄砂かガスかは知らないが、澄んでいないので気は晴れないが、雨の心配はなさそうだ。

駐車場(8:31)に車を停める。目の前は、天まで続く階段。上りたくないと思う。

階段は登らずに車道を進む。『↑淡海湖(処女湖)・平池』方面だ。

道路がT字路になっており、道標(8:37)がいくつか立っている。

左手に曲がる(8:41)。

植林を抜けると、長い登りが始まる。

オオイワカガミがたくさん

分岐(8:53)。右が近江坂、左がバイパス。バイパスという響きが楽そうな気がして、右を選ぶ。

ヤマイワカガミも少しありました。珍しいね。

えぐれた道をひたすら登る。この山は最初の登りがきつい。


登りが終わり水平歩行になると、バイパスと合流(9:30)する。開けた場所で休憩可能だ。

花がイワガミからトクワカソウに変わる。

ゆくっり登っていく。

満開のシャクナゲ


滝谷山との分岐(10:11)。時計を確認。いいペースだ。帰りに滝谷山に行きたいが無理だろうなと言って3人組が抜いていった。この時間なら十分いけると思うんだが。。。

分岐を過ぎてからは登り。とたんにペースダウン。

カタクリも目立つようになってきた。高度を変えるごとに咲いている花が異なっているのは楽しい。

開けた場所(10:38)があり、一旦休憩。林道までは思ったより距離があるみたいだ。

林道(10:51)に到着。この辺りは道に雪。少しだけだが、雪を踏みしめて進む。ビラデスト今津5Kとあるから、後2Kだ。まだゴールは遠いね

林道を横断すると大御影山登山口。いきなり急登。林道で山を崩したからに違いないと勝手に思う。

大谷山の分岐(11:03)。もちろん行かない。

とにかく長い尾根歩き。アップダウンも無く、貴重な体験だと思う。まだ緑にはなっていないがどこまでも続くブナ林もすばらしい。でも遠かった!

山頂(11:41)。ブナの木にもたれて、軽く食事。

折り返す。やっぱりブナ林歩きは長く長く感じる。

滝谷山分岐で滝谷山方面に向かう。うわさどおりだ。踏み跡が弱く、テープとテープがある方角を地図読みしながら進む。薮っぽさはまったく無い。初心者だけなら、往路を引き返すのが無難。

ピークに道標(13:33)。河内谷林道に向かう。この先は植生が変わり踏み跡が明瞭だ。但し薮っぽくなる。

こちらの道もシャクナゲが満開

シャクナゲだけじゃないよ

山頂(13:49)。見通しはまったくない。

単調な道。尾根道なので迷わない。もちろんテープもある

突如階段(14:08)が出現。左に下っているが、直進方向にも伸びている。地図とにらめっこして、左に行くことにした。

最初はよかったが、下るにつれて、恐ろしく急になる階段。この傾斜だと階段で無いと危ないわな。階段でも怖い急斜面を下る。この道を登りに使う人はいるのだろうか?そんなことを考えつつ降りる。

砂防ダム(14:30)に降りてきた。

渡渉を3回。

車道に出た。滝谷山登山口の道標(14:36)だ。

地図を見て処女湖の周りを歩き出す。単なる車道歩きと思っていたら、これが軽い上り坂。つかれーる。

最初のT字路まであと一息。”ピラデスト今津0,8km”(15:01)。ここにセラピー道路の道標もある。よせばいいのに、セラピー道路に行って見る。

平池。このほとりを通ることを期待していたが、道は横を通り、緩やかに登る。えっ、また登り・・・^^;

途中で車道が見えたので、セラピー道路は続いていたが、やめて車道に出て(15:15)、駐車場まで戻った。売店でソフトクリームを買おうとしたら、バニラは売り切れ。やれやれ。早く帰ってビールにしよう(結局高島で大渋滞に巻き込まれました)

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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