釈迦ヶ岳・大日岳 2009年6月27日 土曜日 曇り後晴れ

久々の168号線。玉置山以来だな。あの時は夜走ったが、ガソリンがなくて、7時開店を待っていたのを思い出す。今日はガソリン満タンだ。でもトンネルを抜けたら、ダムへの道を通り過ぎてしまっていた。バイパスではなく、旧道からのアプローチが必要だった。登山口へは比較的広い林道だが、石がよく落ちている。

登山口に付くと、車が一台も止まっていない。あれ?人気ない筈はないと思う。トイレは使用禁止だった。しばらくするともう一台到着。挨拶をする。『泊まってらっしゃったんですか?』『いえ今来たところです』

歩き出す。登山口(7:37)には、”奥峯奥駈道”と書かれていて分かりやすい。さすが世界遺産だ。

最初は両脇に背が高い笹がある。幸い道は広く、薮こきは必要ない。

道標が続く。

笹はそう長くは続かない。笹を過ぎると明るい森が続く。

旧登山口からの道に出会う(8:14)。

時折右手方向にとがった山が見える。今日登る大日岳だ。

山がいっぱい見える。名前はしらない。

とにかくブナが美しい。ステキな山だ。きてよかった。

やっと釈迦ヶ岳がお目見え

絵になるよね

あの山には
仙人でも住むのだろうか

鹿には何度もであった。かなりの個体数がいるようだ。鹿はブナが嫌いなのだろうか?鹿害等関係ないようなブナが続いている。

千丈平(9:14)

道標(9:17)。右手に踏み跡がある。テント場がある。大日岳からの帰りはここに出てくる。まずは直進だ。

いったいどうなっての?

登りでは、この道標(9:19)には気づかないかも。

隠し水(9:20)。水量豊富。おいしいよ。この水の後、登りが急になる。がんばれ!

釈迦ヶ岳に向かう。後10分らしい(9:29)。

山頂(9:37)。一番乗りです。待っていてくれたのは、釈迦如来像です。一番のりはよかったが、親子が上がってきた。子供は挨拶もなしにハエをたたきまくってる。父親に早く降りようと言っている。体力はありそうだが、山を楽しんでいる風には見えない。一緒に居たくなかったので下山を開始する。

分岐まで戻り、深仙宿の方を目指す。はっきりしているが、笹が足元を隠し、急な段差が見えない。慎重に降りていく。

振り返ると釈迦ヶ岳が見える。前方には大日岳だ。

深仙宿(10:30)だ。帰りはここを右に行くが、今は左だ。

開けた場所でとても気持ちがいい。直進すると大日岳の道標(10:33)がある。直進するだけだ。

前はこんな感じ

振り向くとこんな感じ

玉置神社への分岐(10:47)。深仙宿からここまでの道は多少分かりにくいのでしっかり踏み跡を確認してね。


いよいよ大日岳だ。遠くからでも見える岩場が特徴的だ。左は上のアップ写真。

テープは巻き道に付いている。ちなみに巻き道は鎖場の右側だ。私は、木の根っこをつかみながら巻き道を登る。ネットで大げさに書かれているが、特段難しいわけではない。根っこをつかんで登ればいいだけだ。以前石鎚で連なって試し鎖を登ったとき、後ろのに人、『なーんだ。登らなくてもよかったんだ』と言われ、そのときは唖然としたが、今はその気持ちよく分かる。巻き道があるのにわざわざ鎖を登る気にはならない。

山頂(11:05)。ネットによれば、大日如来像だそうです。私には違いが分かりませんので。。。狭い山頂でした。

下山していくと、単独の男性に出会う。『この先に鎖場があるんですか』『いえ、ここは巻き道です。鎖は左側ですよ』男性は登るのを止め、鎖場に向かわれた。『やっぱり登りは鎖がいいですよね』というので『そうですね』と相槌を打っておく。下山し、大丈夫かいなと思い、隣のこぶから鎖場を見てると、登る気配はなく、山から誰かが降りてくる。ん?二人以外にいなかったはずと思ったら、先ほどの男性で、『怖いからやめました』。鎖というより、登るのをやめたのね。よくわからんが無理はしないことですな。

深仙宿に戻り、宿主と会話。帰り道を確認する。楽しいひと時である。

千丈平と書かれているところ(11:55)が分岐だ。後はブナを愛でながらの一本道。緩やかな登りが続く。

ブナの森が続く

木橋(12:25)を過ぎると、出会いまでもうすぐだ

ブナ、ブナ、万歳!!

テント場を過ぎると、朝登りに使った道に出会う(12:35)。ザックをデポし、少しだけ登り返す。隠し水でのどを潤す。うーん、やっぱりおいしい。

後は、朝の道をトレースするだけだ。振り返ると右に大日岳、左に釈迦ヶ岳のピークが見える。今日はありがとう。駐車場に着くと、路駐を含めて10台ほど停まっていました。逆に1/3ぐらいは駐車場があいていました。日帰りは夢の湯が近いが、星の湯に行きました。道の駅で食事をすると共通の割引券がもらえます。星の湯は小さなお風呂ですが、シャワーの御湯を出しっぱなしにできるんだな。気持ちいいよ。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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