西赤石山・銅山峰 2009年5月9日 土曜日 晴れ

トンネルを抜け、細い道を左折する。こんな朝から降りてくる車はいないだろうと思ったら、いきなり空車のタクシー。縦走客でも運んだのだろうか、バックだ。駐車場(7:39)に着くとすでに半数ぐらい埋まっている。

身支度をしたが、どちらに行けば分からない。しばらく人の波を見てから、同じ方向に歩き出す(帰りに確認したが、駐車場横の車止めのそばに銅山峰の道標があった)

東平歴史資料館(7:42)の前の舗装道路を行く。車止めがされてある道だ。

銅山峰の道標(7:47)だ。道があっていることが確認できた。

舗装道路を終点(7:49)まで行くと、車の通る幅のない土道に変わる。フラットで歩きやすい道だ。

広場(7:53)に出た。この広場を越えると登山道になる。ここで道が2つに分岐する。銅山峰を経由して大回りで行くコースと直接行くコースだ。よく確かめずに前の人について行ったら、直接コースだったので、途中で引き返した。周回するつもりなので、結局は通るが、右回りと左回りではえらい違いだ。

第3通洞(8:02)の左側に道はある。

よく整備された道だ。じくざぐに登っていく。

道標(8:16)だ。銅山峰はこの道で間違いない。

分岐(8:21)。どちらに行っても銅山峰に行くが、どちらに行こうか?道幅の広い柳谷経由にし、直進する。右は馬の背経由だ。

本当に気持ちいい。こういう明るい森は大好きだ。こういう道に出会うときてよかったと思う。

スチールの橋(8:31)。下が丸見え。こういう橋がいくつかある。

水場(8:51)。おいしい!

出会い(9:06)。右に行くとすぐ銅山峰ヒュッテだ。

第一通洞(9:08)。水場もある。

銅山峰ヒュッテ(9:10)

平坦な道を行くと分岐。朝の分岐を柳谷経由でない方を選べば、ここに来る。左が”銅山峰0.8km30分”(9:17)。銅山峰ヒュッテまでは比較的静かな山歩きであったが、この先は人が多くなった。

なんと一角にヒカゲツツジが満開となっている場所があった。今年は見れなかったと思っていたので大感激。

銅山越(9:50)。左が”西明石山をへて東赤石山へ約4時間”、右が”西山をへて笹ヶ峰へ約5時間”。行き先は西明石山であって、西山ではないが、ちょっくら右に行く。

すぐに銅山峰(9:55)。

振り返ると大勢の人が列をなして登っていく。左奥に見える山が目指す西明石山。遠くに見えるが、すでにかなり登っており、いうほどの登りはないだろう。といっても今日は里山2つ分の登山だ。ゆっくり登ろうと思う。

銅山峰での休憩を終え、西明石山に向けて登山開始。この先は山道だ。ミツバツツジが出迎えてくれる。今来た道を振り返りながら登る。

道に岩が出てくるようになれば、アケボノツツジは近い。

下手の○○もなんとやらで、たくさんの写真を撮る。

ホント大勢の人が行き来している。降りてきた人にいろいろ教えてもらう。上にはもう座る場所ないよとか、今年は不作とかね

山頂(11:33)!。日差しをさえぎるものがなく暑い。頂上を過ぎるとなだらかな下り道。みんな御弁当を広げている。

カブト岩には三角点から少し戻り、この読めない道標(11:49)を下る。いきなりの急傾斜だ。この山は道はよく整備されているのに、道標はさびて読めないものが多い。ボランティアで山整備、行政はお金を出さない、そんなことを勝手に想像してしまった。でもこれだけさびた道標だらけの山も珍しい。
山頂へは北上し、カブト岩へも北上なので、山頂から直進してしまいそうになるが、山頂の直前で道が急に曲がっており、感覚を狂わす。そのまま道なりに行くと東に行ってしまう。コンパスで確認するとよい。

むちゃくちゃ急な道を下りきると、分岐(12:00)がある。直進するとカブト岩だ。このカブト岩から眺める西赤石山が、一番の絶景ポイント↓だ。地元のガイドの方もそういっておられた。

カブト岩↓

カブト岩からの道は分かりにくいが、地図の通りの場所に道はある。つまりカブト岩の左を巻いている。カブト岩を越えようとしてはいけない。一旦道に出てしまえば、後は一本道だ。ただし道はかなり細い。また往路の半分の距離で下山してしまうので、傾斜もきつめだ。土道であり、踏ん張りは効かない。滑らないように注意してただひたすら降りる。あんまり楽しくない。

明るく広い道に出る(13:28)。登山口に向かう。

危なそうな木橋(13:33)。渡れそうだが。。。対岸にロープがある。迂回したほうがよさそうだ。

底に下りて横から写真を撮る。雰囲気ありますよね。

気持ちよい道はやがて、一本松停車場(13:49)に着く。ここで地図を見て左に曲がる。道標はあるが、さびて読むことはできない。

ざれた急な道が始まる。道はやがて松林に代わり、本日最初の分岐点に戻ってくる。銅山峰との分岐があった広場だ。後は駐車場まで朝の道を逆に辿る。
今回右回りで周回したが、歩いてみて右回りの方がお薦め。左回りだと、急な見晴らしのない林内を延々登ることとなる。但し、左回りのほうが道は分かりやすい。自信がなければ、人の少ない平日は左回りがベターだと思う。

駐車場(14:27)から眼下を見下ろすとそこには、銅山跡の赴きある建造物をバックに赤のツツジが満開。最後まで楽しませてくれた一日でした。

帰りはもちろんマイントピア別子の日帰り温泉によった(登山口がマイントピア東平)。ここはレンタルタオルセットのみである。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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