法恩寺山/経ヶ岳 2009年10月31日 土曜日 晴れ

法恩寺山に行こうと思う。平泉寺の駐車場は、参拝客が絶えないので気が引ける。そこで途中から登ろうと思うが、それでは物足りない。調べてみると経ヶ岳にいけそうだ。朝8時登頂開始にするには、法恩寺山有料道路は8時からで間に合わない。平行して走る林道を使う。舗装されているが曲がるくねった林道をひた走る。有料道路からの道に出会ってからは、スキー場の中に出てしまった。びっくりである。スキー場を越え、林道をぐんぐん登るとやがて道は行き止まりで、そこに車を停める。

行き止まりの先は登山道(8:12)である。

登山道をまっすぐ行くとすぐにT字路(8:13)で、右側に進む

法恩寺山まで1KMの道標(8:19)が寝ていた。

紅葉の状況は、すでに終わりである。

頂上まで500m(8:42)。道標は多く安心だ。

頂上まで200m(8:54)

法恩教寺跡(9:01)。ベンチがある。大休憩と行きたい所だが、山頂はすぐそこ。

山頂(9:06)。

山頂から白山を望む

カシバードだとこんな感じ

一旦コル(9:13)に下る。ここにゲレンデからの道が合流している

くだったら登る。

白山伏拝(9:26)。法恩寺山頂の方が眺めがいい。がっかり。案内板には登山道ということで同じように緑で書かれているが、ここまでの道とこの先では難易度が違う。山歩きに慣れていない人はここで引き返すこと。

経ヶ岳への登り口(下り)。ここから山頂まで藪漕ぎが続く。

踏み跡を頼りに下る。木々が体に触れ続けるコースだ。この道標(9:44)から先、歩きやすくなるが踏み跡が交差して行く。しばらく高低差がなく快適な山歩きが続く。

再び登りに変わる場所で木々ががさがさ。立ち止まると野生のリスが出てきた。この先は笹の藪漕ぎだ。かなり背が高い部分もある。

長いのぼりの途中には何箇所か展望が開ける場所がある。一つ目

ピークを越えて2つ目。深い薮の中、誰にも会わないし、帰りたくなってきた。しんどい。

久々に見る道標(11:05)。道標があるくらいだから、この辺りの薮は薄い。足元を隠す程度だ。

白山を見る。

北岳(11:16)に到着。ここからは折り返し地点の経ヶ岳が見えている。

がんばって登る。稜線の縁沿いの道は笹の下に道がないかもしれない。しっかり掻き分けて歩く。稜線の真ん中は強引に腰を入れて登っていく。いずれにせよ、体力、気力ともにいる。最後は経ヶ岳へののぼり。上から見ると道ははっきり見えているが、実際の山頂付近は背を越す笹の直登ののぼり。力では登れず、まじめに掻き分けて歩みを進める。

そして山頂(11:52)。展望は0である。360度笹である。時計を見ると12時前。予定通りだ。この後は、白山伏拝に3時までに帰り、駐車場に4時までに帰る計画である。

登ってきた道を振り返る。道?ええ、道です。

下山開始。3人組の女性パーティに出会った。ゲレンデに車を停めてこられたとのこと。薮の話は出なかったので、歩きなれている人たちなのだろう。

普通は下山時はあまり写真を撮らないのだが、今回は写真を撮りながら下る。といっても薮にカメラを取られてもいけないので撮るポイントは限られてくる。

まずは北岳に向かう途中

山一面の紅葉(でも遅すぎ^^;)

帰りも順調に歩いていたが、白山伏拝の手前の最後の登りで足が上がらなくなった。しょうがないので立ち止まりつつゆっくり登る。白山伏拝(14:27)で時間を確かめ、一呼吸。薮対策の解除である。アウターやら軍手などはずすと秋の心地よい風が感じられる。振り返ると杓子岳と保月山だろうか。ひときわ大きく見える。

ゲレンデの分岐まで降りてくる。結局、あの三人組は追いついてこなかった。時間も時間だし、無事降りてくれるといいねと思い、本日最後の登りに取り掛かる。

法恩寺山(14:53)で白山に無事を報告し、別れを告げる。いい日でしたよ。

道は間違えようのない道に思えるが・・・。

実は駐車場の分岐(15:39)に、駐車場の文字はなく、テープがあるだけ。ここを通り過ぎないようにね。帰りは、法恩寺山有料道路を下る。ふくらはぎを触ると、こりこりしている。今日は、歩きすぎだぁ〜

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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