白山(はくさん

標高  一等三角点 2702m
歩行時間  4時間30分/12時間
歩行距離・高低差 5.2km/13.7km
860m、1430m

黒ボコ岩 南竜荘山前雲海 水平道 山頂

●三角点

地形図名:加賀市ノ瀬・白山(金沢)
種別:一等三角点
緯度:36°09′18.2292    
経度:136°46′17.2053    
標高:2702.17 m
行政名:石川県白山市


●アクセスガイド

名神吹田ICから北陸道福井北ICまで2時間40分。R416、県道261、R157、県道33経由で1時間10分。


●ちず丸

石川県白山市


●駐車場ガイド

あり。


●参考サイト

白山ベストガイド


●カシミール3D用GDBファイル

トラックデータのダウンロード


●コース特徴

日本三名山の一つ。日帰りは厳しく、山小屋一泊となる。山小屋は定員性である為、予約が必要。初日に室堂まで登られることが多いが、高度差が大きく体力が必要。そこで途中の南竜山小屋を使うコースを紹介する。ただしその分、2日目の行動時間が増えるので注意して計画願う。


●コースガイド

市ノ瀬の駐車場から、バスに乗り換え、別当に向かう。バスを降り(■1)、鳥居をくぐるとすぐに道は砂防新道と観光新道に分かれる。砂防新道はつり橋を渡る。まもなくコンクリートを固めた急な階段に出くわす。そのほかは特に特徴もなく、中飯場(●3)に着く。トイレがあり、開けたスペースとなっている。中飯場を過ぎると砂防の光景が目に入る。それを過ぎると別当覗き(●5)の大崩が見える。木道があるわれる地点では正面に山斜面に現れ、目を楽しませてくれる。淡々としたのぼりはまだまだ続く。大きな木のベンチが現れ、休憩に誘われるが、そこまでくれば、甚之助避難小屋(●6)は近い。この避難小屋にもトイレがある。
そこから30分もがんばれば、分岐(●7)がある。室堂へはそのまま登りだ。たった2.0kmだが、その先登りがきつくなるので、思った以上にしんどいだろう。南竜山荘(●8)へは、右手に折れる。水平道と呼ばれるもので、山小屋までは水平と下りの道だ。室堂に行く人のほうが多いので、間違って着いていかないようしよう。水平道は途中エコーラインの分岐があり、とんび岩コースとの分岐に山小屋がある。翌日アルプス展望台でご来光をみる人は、明るいうちに山小屋右手の展望コースの分岐を確認しておくこと。

2日目は、夜明け前に宿を立ち、アルプス展望台(●10)に向かう。のぼり区間は樹林なのでアルプス展望台の近くまで行かなければご来光は楽しめない。アルプス展望台を過ぎてもなお登りは続くが、そう長くはない。平瀬道への分岐(●12)をやり過ごし、室堂(●13)に着く。神社の脇から山頂(▲16)に向かう。立派な石段になっている。山頂からは来た道に戻らず、池を見ながら左手に進む。ざれた歩きにくい坂を池まで下りる。後は道標に沿ってお池めぐりをすればよい。室堂(●13)に戻ってきたら、大きな山小屋の左から回りこむようにして降りる。歩きやすそうなエコーラインとの分岐をやり過ごし、なお降りる。黒ボコ岩(●18)では観光新道と砂防新道が分かれる。観光新道の方が急で時間もかかる。砂防新道がお薦め。砂防新道も急な下りになっていくので慎重に降りていく。水平道分岐(●7)までくれば後は前日と同じ道を逆に辿るだけだ。別当(■1)に近い急な階段は危険なので天候の悪い日は、バスの最終に間に合うよう特に余裕を持った下山が望まれる。

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