三周ヶ岳(夜叉ヶ池) 2008年11月2日 日曜日 曇り時々晴れ

どこへ行こうか迷ったが、三周ヶ岳に決めた。紅葉状態が分からなかったが、今頃だろうと言う勘で決めた。アプローチは福井県側からと岐阜県側からの両方ある。今回は岐阜県だ。登山口までは、最後7キロの道が狭い。半端ではない。あの道幅でバックはしんどい。結局3回バックしていただいた。

駐車場から見る山々は見事な紅葉だ。でも空模様が心配だ。着替えをし、実際に登り始める頃には、満車となっていた。道幅がないので、おいそれと路駐とはいかない。早めの到着をお勧めする。

登山口(8:32)は、分かりやすい。まずは一旦下る。

すぐ登りだ。しばらく続く。ここは歩き始めて体が慣れていない分、つらい。団体さんが何組かいてペースがつかみにくい。写真も撮りにくい。ムラサキの実、これはなんだろう。『全然紅葉楽しんでません』団体さんからの声が聞こえてくる。

水場(8:55)。水量たっぷり。

紅葉区間は坂も緩やか。いい山だ。しかもブナ林結構でかい。最初の写真スポット。団体さんのガイドが教えてくれる。

人が多い以外は快適。道幅も二人が並べる分ある。

見事な紅葉。歩いていて楽しくてしょうがない。

ね、最高のタイミングで来れた。してやったり。それにしても見事な紅葉だ。

幽玄の滝の案内(9:30)

幽玄の滝

紅葉はまだまだ続く

夜叉壁の案内(9:39)

ええ日だわ。これで青空なら満点だが、贅沢は言わない。き・れ・い。今度は昇竜の滝(9:46)

大きいけど、遠いね。

あと少しだ。この先、足場が岩になり、勾配も急になる。慎重に!。道は明瞭だ。

稜線(10:05)に到着。目の前が夜叉ヶ池だ。少しだけ三国岳の方に行くと、右手に池に行く階段がある。

狭いので離合大変。

休憩(10:08)。お昼には早いが、とりあえず食べる。火は禁止。福井県のパトロールが行われている。アウトドア用の携帯コンロも禁止なので注意。この先はささがかぶるところがあるとのことでTシャツにウィンドウブレーカーを羽織る。さ、出発。

引き返し、稜線に戻る。三周ヶ岳にいくのだ。

道は細い。笹がかぶると言うより、笹を掻き分ける。背丈ほどの場所もある。低い潅木も多い。子供連れもいたが、子供の目の高さではないか、危険だ。
途中で、岩場と言うほどではないが、ストックを持ったままのご婦人がなかなか降りれず渋滞を引き起こしていた。

今度は赤い実を発見。

途中開けた場所が一箇所(11:05)ある。先にも一本道が続いている。道標はまったくない。ここが山頂!?そんな分けないよね。地図を確認。見知らぬ山の場合、手前のピークを山頂と間違えるから注意注意。

この先、山頂まで結構ある。アップダウンもある。すれ違った男性がスパッツが下がっていると教えてくれる。その男性は、スパッツを忘れてしまってと言っていた。無ければ泥んこになること間違いなし。

山頂(11:46)。狭い。ガスで全然回りも見えない。

写真を撮りながら下山。人気の山らしく、どんどん上がってくる。だけど山頂の広さから言って、山頂で食事をするなら、12時着では無理ですよ。足場悪い、アップダウン多い、笹、潅木だらけ。私はたまにはこういうのもいいかなと楽しんだが、人気の秘密が今一理解できなかった。

先の広場で休憩。弁当を食べている人がいる。山頂で食べれなかったんだろう。今庄で降りて福井県側から登ってきたグループが、木之本からも登れるらしいよという会話をしていたので、岐阜県から登るなら木之本ICが最寄ですよと話しかけた。そばにいた人も含めたわいない会話を楽しむ。夜叉ヶ池の前で再度休憩。今日、最後の休憩だ。来年は福井県側から、三国岳のほうに登るのもいいかなと思案する。

下りも団体さんにペースを乱され、いらいら。そろそろ丸くなってもいいと思うが、体力は落ちてもまだ、精神的には子供だ。反省。

写真をとりつつ下山。

登りはしんどかった坂も下りはすいすい。名残惜しくも、駐車場に到着。結局、ここの紅葉が一番きれいという会話が聞こえてくる。そんなことはないと思うが、駐車場の紅葉も見ごたえ十分だ。
着替えてトイレも済ましてさ、帰るぞと思っても、そばにザックを二つおいた女性がまだ機嫌の悪そうな顔でたったままだ。たぶんだいぶ下に車を停めたのだろう。車をとりに行くだんな様も大変である。
それにしてもよかった。夜叉ヶ池まではホントお勧めです。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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