嶽の森山 2008年3月16日 日曜日 晴れ

今日はあこがれの嶽の森山に行くのだ。一度ナメトコ岩を登ってみたいと思っていたが、そこは和歌山。気軽には行けない。だが山渓に載ったので、これを機会に行ってみることにした。昨年11月に阪和道が延長されており、走ってみたかったこともある。みなべ〜南紀田辺までたった6キロほどの延長であるが、田辺の市街地をバイパス出来るので、快適であった。42号線から直接371号線に入るルートを取ると、道は細いところがなく、快適だ。

駐車場の目の前が、一枚岩。幅500mあると言う大岩だ。岩と言うより、山のそのものだ。駐車場から国道に出ると一枚岩のバス停で、きれいなトイレがある。

なんかすごい形の山(10:40)。

国道を西に進む。歩道があるので安全だ。振り返ると一枚岩(中央の山に見える部分)が見える。

トンネルの前の右分岐に入る。遊歩道入口の看板(10:47)があるので、遊歩道に入る。入ってすぐ道が荒れているが、最初だけなのでびびらないように。

すぐ嶽の森の道標(10:50)が見つかる。道はしっかりしている。道標もそれなりにあるが、すべての分岐にあるわけではない。

路肩注意の看板(11:04)。紀州材の焼印が押してあるのが、御茶目。

楽しいのぼり。植林区間は少しだけで、あとはさまざまな表情を見せてくれる。さすが、関西百名山。

途中大きな分岐は、右に行く。道標は無かった。しばらくすると、待ちに待ったナメトコ岩の看板(11:12)。ナメトコって書いてあるから、何って思う方もいるかも知れないが、れっきとした日本語。本来、滑床と書く。普通は、読めねぇー

いっぱい写真撮ったけど、気にいるものがない!岩にはステップが刻んであるので、歩ける。

滑床岩歩きは突然終わる。右手にロープがあり、コースを離れる。ここにも道標は無い。

ここから細い道(11:36)。目の前をしっかりした道が通っているので引き込まれないように。登る。

T字路(11:43)に出た。早速現在位置を同定。万全を期すために右側にも歩いてみる。右側に行くと、山頂を巻く道と峰の山に行く道があった。

このロープ(11:50)を登れば、山頂か。ロープをぐぃってひっぱて見る。もちろんロープチェックで、体重を預けて登ったりはしない。

雄岳(上の峰)山頂(11:53)。祠があった。狭いけど、誰とも会わないのでゆっくり出来た。関西百名山の威光も山渓の威光もなし。近ければもう一度来たくなる山だが、人が来ないから保てる雰囲気があるんだろうね。

下界の風景。残念ながら海は無理。

あれが対面の雌嶽(下の峰)。これから登るんだが、どこに道があるんだが・・・。こちらからは分からない。

降りるときもロープ(12:10)。

大きな木

鞍部(12:17)。右側が一枚岩。結構急な下り。面白そう。雌嶽は前進。

祠(12:26)を発見。ここは雄嶽から見えていた右上部の大岩の上。狭くて切り立っている。こわーい。

雌岳から見る雄岳。

雌岳から先も道がつながっていたが、引き返す。

鞍部からの急坂をロープを使い、降りる。後は木漏れ日あふれる道をゆっくり散策。道標も多い。峰の山の行くと言う選択肢も有ったが、今日はせっかくの和歌山なので、串本海中公園に行くのだ。急ぎことはないが、ほかに寄り道は出来ない。

豆腐岩(13:13)。まるで城の石垣のようだ。

最後は植林地帯の山歩き。まったく面白くない。

現場を通り抜けると、国道の登山口(13:27)に出る。目の前はバス停。

道路を横断すると、一枚岩の遊歩道が完備している。全景を楽しみつつ、駐車場に戻る。

(番外編)

串本海中公園です。R42沿いなので、帰りによれます。まずは水族館に入ります。規模はしょぼいが、水族館なんて、10年以上来ていません。楽しめました。まじかで見る動くお魚、いいもんです。亀とか、海老とかもいますよ

海中展望台。展望台の周りに柵があるわけでもないのに、お魚がいます。動きがなかなかすばやーい。

いよいよメインの海中観光船です。甲板にはベンチが一つ。ふーん、写真は撮り損ねました。乗船するとみんな中へ。船底の両側に耐水ガラスが張ってあって、そこから海の様子が見えるという仕掛けです。なるほどなるほど。

あまり色の無い世界です。たまにむちゃくちゃきれいな青いお魚さんがいて、大丈夫かいなと心配になります。すぐ見つかっちゃうよ。海ってこんなにたくさんのお魚がいるんですね。知りませんでした。いい体験です。珊瑚もいっぱいいましたけど、色がね・・・。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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