西大台ケ原(縦走) 2007年7月29日 日曜日 曇りのち晴れ

西大台への入山が申請制になる。本当は1年前からのはずだったのが、一年遅れたのだ。入山規制ではなく、申請すれば入れるとのことだが、日本を代表する雨林地帯、ガスがでると道が分からなくなる自然豊富な地形である。天気が読めない最低2週間前の申請で、遭難者が出なければいいと思う。

規制は、9月1日から。まだ1ヶ月あるように思うが、知人と私の海外出張スケジュールを照らし合わせると、いけそうにない。無理やり決行する。前日の夕方5時にはまだ白樺湖辺りにいた。朝3時半に自宅に来てくれるよう約束する。周回コースは毎年歩いているので、今回は縦走コースを歩くべく、知人を誘った。車が二台必要なのだ。

スタート地点(8:01)。すごいガス。

目指す小処温泉まで8.2km(8:02)。

教会(8:04)。といっても純和風。

右も左も小処行き(8:13)。当然七ッ池経由で右。

あっという間に河原(8:20)。

幻想的な世界を進んでいきます。同行者も私も早く歩いたら損という考えなのでゆっくりペースです。それに早く歩いたら被写体を見落としてしまいます。

七ッ池(9:17)。名前だけで池はありません。湿地でもありません。

苔がいっぱいです。

河原(10:00)で休憩。お気に入りの休憩スポットは、土砂崩れ状態でした。それでもカップラーメンで休憩しました。

川(10:36)を渡り進みます。

開拓地跡(10:47)。ここも裏高野だったことがわかります。

なつかしの木(11:00)に再開。まるで動物みたいでしょ。こんなのたくさんあります。西大台の動物?特集はここをクリック

分岐(11:10)。小処まで後6km。ということは、3時間かけて2km。。。さすがにペース遅すぎ、急ごう!

ここから展望台までは登り。今日唯一ののぼりである。この先は国有林を抜けるので今後も申請不要地域である。

かぼちゃの木(勝手に命名)(11:25)。

展望台(11:34)。はっきり言って大蛇ーが見えるなんて期待しないこと。豆物です。急ごうといいつつ、今度はおにぎり休憩。

小処温泉まで3時間15分(11:52)。こりゃ風呂に入れるのは4時だな・・・

右も左も特徴のない風景。ロープと道標が頻繁にある。悪天候で道をはずしたらリカバリーは無理だろう。道というより林の散策。気持ちいい

うわさの逆峠(12:04)。駐車場からここまで、地図と実際の道がまったくあっていないので有名なのだ。

周回コースは人だらけだったが、縦走コースはまったく人に会わない。

この木(12:07)どうなってんだ?

山肌を歩く。雨降ってたらやばそうな道。

いや気持ちいい道。

残り2時間30分(12:21)

私有林(12:23)です。でも植生を見る限り自然のものです。

残り2時間15分(12:29)。気持ちよすぎて時間がたつのがもったいない。でも気になることが一つ。全然高度が下がんない・・・。

一時間45分(13:26)

笙ノ峰への分岐(13:32)。もちろんパス

木橋(13:35)。この辺りは植林みたいです

この辺りは面白くないので足早です。

山の持ち主が変わります(14:16)

それにしてもいまだに高度が下がりません。最後は膝がくがくコースでしょうか?

いきなり開ける(14:25)。林道が近い。

小処温泉まで70分(14:26)。同行者がこれを10分と読み間違えて、大はしゃぎ。

なぜか近くに小処温泉まで45分の道標(14:34)。いったい正解は?歩いてみれば分かる。

林道をショートカットできる。道標(14:36)はあるが、読めない。

足元を気をつけながら降りる。

ショートカット完了(14:40)。

広場(14:45)に出た

小処温泉へ30分と読めそう(14:45)。3の文字が消されている。意図は?

ここからやっと高度を下げる。長い下りの始まり始まり。朝から歩いているのにまだ300mしか降りていない。今から一気に600m下る。

いつまでも下り

車道に出た。小処温泉まで15分(15:14)。

ここから緩やかな車道歩きか、ほっ。

期待は裏切られ、山に入る(15:21)。

道が悪い。たぶん今日一番の悪路。なんで登山口のそばなのにこんなに荒れているの?

小処温泉(15:40)に到着。川を眼下に露天風呂に入る。ひと浴びした後は、さっ、車の回収だ。温泉の人に話を聞くと普通は上の車道に車を停めるらしい。道が荒れていて納得納得。
PS.夕食後知人と別れたが、花火大会の渋滞に巻き込まれたとそうで、下道の私より、遅く家についたそうです。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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