前日の天気予報では、雨。しかし空を見上げれば快晴。午後から急遽近場に登ることにする。観光地巡りをかねて若草山を選ぶ。若草山は春と秋にのみ山開きをしている低山だ。山頂までドライブウェイが延びており、夜景スポットとしての顔も持つ。

高畑駐車場に停める。一番遠い駐車場だ。どこでも同じ値段なので、ここはいつもすいている。単純に登山だけを考えれば、春日大社のほうが近い。入庫はできないが、出庫は２４時まで可能である。

駐車場を出て右に行き、すぐ左に渡る。浮見堂（１３：０７）だ。そのまま大仏殿の方向に行くのが近いが、一の鳥居に行き、春日大社表参道を歩いてみる。

芝生を横切り、新公会堂の方に歩いていく。このあたりは鹿が多い。すべて野生であるが、えさねだりのお辞儀をするしぐさがかわいい。百日紅も満開だ。

シルクロード交流館の角に若草山の道標（１３：３５）がある。右に曲がる。

階段を超え、道路を渡り、再度階段（１３：３８）を超えると、舗装道路に出る。目の前に道標があるが、若草山とは書かれていない。あせったが、目の前が若草山であった。最初の道標から３００ｍで到着である。

ゲートで料金を払う（１３：４２）。

左側に階段があり、登って行く。この先も道は整備されている。

季節を間違えたのかな

料金所から１５分で、一重目（１３：５９）だ。若草山は別名三笠山といい、ピークが３つある。

一重目から二重目には緩やかな芝生道が続く（１４：０５）。

いいながめ。

二重目（１４：１０）。

本当の山頂の前に、料金所（１４：１５）がある。もちろん会釈でＯＫ。

やっと着いた（１４：１８）と思ったら、鹿がたくさん。なんか拍子抜け。

下山は春日山遊歩道を使う。駐車場を超えて、ドライブウェイの方に歩いていくと、分岐（１４：３５）に道標がある。山頂付近にもあればいいと思う・・・。春日大社Ｐ方面に向かう。

明るく広い道が続く。遊歩道と言っているが林道である。

休憩所（１４：５５）がある

テクテク。緩やかな下り。階段もなく楽勝。

遊歩道の終点（１５：２９）。ここから車道。Ｙ字になっている。左の近鉄奈良駅方面に行く。

分岐（１５：３１）を左に折れる。春日大社方面だ。

鹿が遠くを見つめていました

春日大社（１５：４４）におまいりです。

本殿を出て左に行く。右に駐車場が見えるところで、左に折れる（１６：０４）。下の禰宜道（ささやきの小路）に続いている。左に折れたらすぐ右である。志賀直哉旧居という道標を目印にするとよい。

テクテクなのだ

志賀直哉旧居（１６：１４）。有料なので入口から写真だけを撮って引き返す。旧居の角を右に折れれば、後は一直線で高畑駐車場に出る。こういうゆるい山歩きもいいね。