局ヶ岳 2006年6月4日 日曜日 曇り一時雨

ガイドブックを見ると針ICからと書かれている。住所は松坂市だ。松坂ICから行くか迷ったが、結局勢和多気ICから、局ヶ岳へ向かった。近くの道の駅で車を止め、あと少しだよなと思い、案内板を確認する。ん?へん。どうも通り過ぎているようだ。ナビが進行方向を向いているので、サウスアップになっているのに気づかなかったようだ。ナビは便利だが、方向感覚が狂う。恐ろしい。

道を戻ると、壁に大きく登山口と書かれていた。あんな大きな字を見落とすとは・・・。案内板という先入観があり、コンクリート壁の文字は眼中になかった。むちゃくちゃ先入観強すぎ。今日は無理しないでおこうと思う。

集落を抜けると、駐車場があり、足跡石の看板(10:06)があった。この後、車道が細くなっていたので、ビビッてここに車を止めることにした。

川を渡り、車道を歩いていくと、山の中にパン屋を発見。帰りに寄ってみようかと思う。そのまま登っていくと、局ヶ岳神社(10:12)だ。すでに5台ほど車が止まっていた。普通はここに車を止めるようだ。近くにトイレもある。神社に本日の安全を祈願し、先に進む。

最初の看板(10:15)である。素直に登山道を選ぶ。

舗装された林道に2つめの看板(10:17)発見。地図に従い、左側を行く。新道ルートだ。右に行くと旧道ルートである。

登山口の案内(10:31)に出会う。頂上まで100分と書かれている。このそばに大きな駐車場がある。新道往復なら、ここにとめるとよさそうだ。でも1台しかとまっていない。

やっと舗装道路から開放されて、じぐざくに登っていく。大きな分岐がある。案内板(10:57)があるがよくわからない。滝は左のほうだったよなと思い、左に折れ、少し進んでみる。下る一方。登山口から30分で滝という案内をあわせて考えても、違うようだ。分岐に戻り、直進する。小雨が降り出す。河童を着ると汗でぬれそうだったので、雨に濡れるほうを選ぶ。



この分岐以降は、登山道と書かれた黄色のテープ(11:05)が適切な間隔で巻かれており、安心して歩ける。ただし、案内のない分岐が多い。ほとんどはショートカットだと思われるが、注意が必要だ。

椿の滝(11:15)だ。下の案内で水のみ場と書かれていたので、飲んでみる。冷たい。

たんたんとつづれに登っていく。旧小峠(11:49)。残り400m。

ここからがしんどい(11:58)。道も姿を変える。

山頂(12:19)。真っ先に反射板が目に入る。三角点を探す。ベンチ脇に発見。写真を撮っていると、「荷物をどかしましょうか」と声をかけられたので、「こんなところに三角点があるなんて珍しいですね」と軽い会話をする。ベンチが4客。人のほうが多くて足らない。人気がある山のようです。普段ならもっとゆっくりするのだが、人が多いので早々と退散することにした。

旧道を行こうとしたが、わからず。案内板では山頂からすぐ道が出ている...。家に帰ってじっくり調べてみると小峠から分岐しているのに旧小峠と勘違いして通り過ぎたようです。原因がわかってすっきり。帰りはすこしでも行きと違う道をということでショートカットのコースを積極的に選ぶ。つつじの写真をとりながら、下山する。ちっと遅く、終わった花が多い。

登山口の駐車場(14:22)につく。新道を登山中、下山してくる人と多く会いました。新道が人気なのでしょうか。再度景色をカメラに収める。神社で無事を報告し、パン屋によって見る。「入り口はそちらです」「ああそうなんですか(民家の玄関じゃん)」「今日はパンはすべて売りきれちゃったんですよ」「・・・じゃ、結構です」「どちらからですか」「滋賀から」「滋賀から!」「えっ、滋賀からだって!」

飯高駅に行く。駅といっても道の駅。露天風呂あり。風呂上りはおそばとゴマのソフトクリームをいただく。きょうも大満足の一日でした。ありがとう。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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