烏帽子山(えぼしやま

標高  一等三角点 909m
歩行時間  9時間20分(休憩込)
歩行距離・高低差 12.0km、810m

西の谷 那智の滝(観光板) 松尾の滝 烏帽子岩

●三角点/観音岳

地形図名:新宮(田辺)
種別:一等三角点
緯度:33°41′46.0132   
経度:135°54′03.0329  
標高:909.55 m
行政名:和歌山県新宮市


●アクセスガイド

近畿道吹田ICから西名阪道柏原ICまで30分。R165、県道30、R24、R168、R42、県道46経由で3時間35分。


●ちず丸

和歌山県那智勝浦町


●駐車場ガイド

あり(無料)。


●参考サイト

なし


●カシミール3D用GDBファイル

トラックデータのダウンロード


●コース特徴

南方熊楠に思いをはせながら、滝めぐりを楽しめるロングコース。ルートが分かりにくい為、初心者の単独入山は不可。渡渉が多く、増水には注意。GPSの電波も入らない区間も多い。


●コースガイド

観光用の大型駐車場(■1)から、車道を進む。大門坂(●3)を見送り、右手の道に入る。道が不安であれば、すぐ先に公園(●4)があるのでここからでもよい。いずれにせよ、案内はない。那智川を渡り、発電所(●5)の前まで来ると烏帽子山への観光案内図がある。イラストでその先の役には立たないが、現在位置ははっきりする。ここから山道だ。昼間でも薄暗い場所である。陰陽の滝・夜美の滝の案内(●6)までは非常に明瞭な道で間違いようは無い。

その先は、烏帽子山 No.XXの案内が随時出てくるのでそれを確認しながら進む。途中に尾根コースとの分岐(●8)があるが、そのまま沢コースを進む。ルートを確認しながら慎重に進むが、特にNo.13の辺りは踏み跡の錯綜が見られるので注意。No.14で沢を離れ、のぼりに入る。ピークがNo.15で、少し行けば、松尾の滝(●12)が目に飛び込んでくる。一枚岩の見事な滝だ。滝をすぎて登り続けると、林道(●13)に出る。

林道を右に行くとすぐ終点で、烏帽子山頂 30分(●14)と書かれているが、なかなか厳しいコースタイムだと思う。道は最初登るがその後は高度をあまり上げず、山頂直下でロープの連続となる。ロープが必要というわけではないが、目印にするとよい。山頂(▲16)の少し手前に、烏帽子岩(●15)があり、ここからの眺めは爽快である。ぜひとも立ち寄りたいポイントである。

山頂(▲16)まで往復した後は、林道(●14)まで下る。林道を道なりに歩くと舗装された区間に出る。青岸渡寺の案内(●17)があるので、そこから再び林に入る。植林だが、緩やかな歩きやすい道が続く。道標はないが、大丈夫だろう。山の神(●18)の前で大きく方向を変える。青岸渡寺の道標がある。テープを頼りに下りを続けるが、渡渉を挟んでV字に進行方向を変える場所が迷いやすいので注意。更に行くと目立つ渡渉ポイントがあるが、ここは渡渉せずに通過する。やがて神域の看板が出てくる。時間があればここから三ノ滝を往復するもよい。神域に入ると二ノ滝(●20)が現れ、川沿いに下る。そのまま下ると那智の滝に出てしまうので、下流立入禁止の案内から、右にそれて、西谷(●21)の道標より陸に上がる。

最後ののぼりを経て、道は青岸渡寺の境内に続いている。その先は、熊野古道に進む。大門坂(●3)で朝の道に出会うので駐車場(■1)まで戻る。目と鼻の先である。

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