入笠山 2009年8月23日 日曜日 曇り後晴れ

今年は梅雨が長かったので、久しぶりの山だ。運動していないので、楽な山を選ぶ。SAで朝食を食べていこうと思ったが、大混雑。夏休みなのだ。コンビニで買い、車の中で食べる。高速を降りて案内に従うと、すぐ富士見パノラマリゾートに着く。駐車場はテントがいっぱいだ。マウンテンバイク組みだが、違和感いっぱい。車を降りると、さむーい。あわてて一枚着込む。北海道でなくても、夏山をなめてはいけない。曇りだし、寒いし、今日来たことを半分後悔しつつ、券売窓口に行く。立派なガイドブックを頂く。これはいい。

ゴンドラに乗り込む。8分は結構長い。

駅を降りると目の前に入口の看板(9:57)。パンフレットのコース図では、ここは帰り道だが、素直に入山する。”湿原まで10分、入笠山頂まで50分”

道路を横切る(10:07)。”湿原まで2分、入笠山頂まで40分”

すぐにしか避けネットがあるので開けて通る(10:07)。この後何度かネットを通ることになる。

御目当てのサワギキョウだ。

山彦荘(10:23)。

道標にしたがって左に行く(10:24)。まっすぐ車道を行っても同じところに出るけどね。

車道とであった先は、御花畑(10:31)。でも今日は何も咲いていない。ここからは車道を歩く人も多い。

マナスル山荘(10:35)。売店はここまでだ。ここまでは高低差も少なく、ハイキングだ。この先は登り

左に行くと岩場迂回コース(10:46)。岩場コースのほうが人が少ないと思い、右に行く。普通の山ならわざわざ岩場とは言わない程度のものだ。標高差200mで気軽に登れる花の山なので、いろいろな人が来るのだろう。

山頂に着くと、視界が急に開け、目の前に富士山が見えた(10:59)。時折ぽつぽつ来ており、見えるとは思っていなかっただけに感激。

山頂は360度パノラマだ。あれ、穂高だよね。登ったことないけど。乗鞍もばっちし同定できたよ(左の写真にはないよ)

富士山を見ながらおにぎり。幸せものだ。食べながら考えた。さえぎるものがない山頂は風があり、このまま山頂にいるのは危険。冷える!。降りだすかも知れないが、このまま帰るのはもったいない。山頂を過ぎれば後は高低差もない。傘で大丈夫だろう。と決まれば行動開始。

下りは登りと道を変え、大河原湿原方面に下りる(11:15)。おり始めてすぐに、岩場迂回コースと出会う。間違えて引き込まれないように大河原湿原に向かう。

歩きやすいいい道だ。ぐんぐん下る。

山道は大きく左に曲がり、車道に出る(11:37)。道標がある。ここがパンフにある首切登山口である(道標には書かれていない)

車道を歩くとすぐに首切清水だ(11:37)。飲めないと書かれていた、残念!。金奉行が喉を潤そうとしたとき賊に首を切られたという伝説を紹介する立て看板がある。ちなみに立て看板はここまでだが、パンフでは、金奉行が護衛もつけずに歩くわけないでしょうと続く。

車道は緩やかに下る。これなら帰りも安心だと思いながら歩く。大河原湿原に着く(11:49)。

反時計回りに歩く。確かに足元は濡れているかもしれないが、木が茂っている。

川を渡り、道標に従い、駐車場方面に向かう(12:05)。

この先は今までとうって変わって、明るく開けた風景となる。湿原というにはちょっぴり乾いて草原という感じだ。

一周すると車道に戻ってくるので、車道を引き返す。但し、登山口で山に入らずそのまま車道歩きを続ける。山頂を巻くわけで楽チンである。途中右手に青空が広がる地点がある。現地には何も案内はないが、パンプの八ヶ岳ビューポイントである(12:40)。確かによく見えるが、空が空だけに絵にならない。北の空はよく晴れているのだが・・・。

八ヶ岳は今ひとつだったが、でも再び富士山が見えた。ラッキー。

更に車道を下っていくと、朝通った道に出会った(13:02)。標識がにぎやかだ。ここから遊歩道に入る。朝に通った道だ。

入笠湿原に戻ってきた(13:12。朝とは違い、いい天気だ。御天気回復である。もう一度写真を撮りなおす。

湿原を堪能した後は、行きと道を変えて、階段を登る。乗り切ると道標がある(13:28)。右と左を示しているが、まっすぐ進む。人通りの少ない気持ちいい山道だ。

最後は、車の通れる太い道に出て、楽しい山歩きは終わる(13:46)。

ゴンドラ山頂駅からの眺めである。これなら、わざわざ八ヶ岳ビューポイントなんかいらんじゃん。ま、最後に晴れてくれてよかった。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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