木曽駒ヶ岳・中岳 2007年10月13日 土曜日 晴れ

先週立山に紅葉狩りに行ってきたばかりだが、ネットサーフィンをしていると、今週は駒ヶ岳が見ごろのようだ。家を2時に出て、駒ヶ根に向かう。駐車場に着いたのは、5時半。すでに行列ができている。まず切符購入の列に並び、それからバス待ちの列に並ぶ。

しらび平に続く道は細く、マイカー禁止も十分納得。しらび平(7:14)に着いたら、今度はロープウェイの待ちに並ぶ。7時半くらいに、上りの整理券が出た。私はぎりぎり整理券なしで乗れた。ラッキー。

千畳平(7:55)に到着。バスで900m、ロープウェイで900m上った。まずはロープウェイから見えていた紅葉を写真撮影し、体を慣らす。

地図を確認(クリックで拡大します)

まずは駒ヶ岳神社(7:58)に入山のご挨拶

右の駒ヶ岳方面に行く。左側からも行けるが、危険な宝剣岳を通る。

真ん中に遠望、左右に紅葉という眺めに何度も振り返る。

有名な千畳敷カールはこんな感じ。

分岐(8:10)。右が周回コースで、左が上り。左に行く。

八丁坂(8:11)。

がんばろう

正直、人多すぎで渋滞。全然自分のペースで歩けない。ゆっくりゆっくりあがる。こんなのが中岳まで続く。

乗越浄土(8:41)。広い場所だ。地図もある(クリックで拡大します)。

宝剣山荘(7:51)、天狗荘(7:53)と続く

険しい山がまじかにある。宝剣岳だ。危険なのでいかない

中岳と巻き道の分岐は道標がある。みんな中岳に行く。

中岳(9:00)。こういう大きな岩があるところは大好き。

小休憩。いい眺め。御嶽山も見える。

中岳と駒ヶ岳の広い鞍部(9:16)。頂上山荘がある。近い距離にたくさんありますね。

あっけなく到着(9:33)。

雲がかかっているが、富士山が見えた。

まだ10時。せっかくアルプスに来たのに歩き足りない。紅葉も千畳平だけでは物足りない。でも山頂は風が強いので鞍部まで降りる。どうしようか?中岳巻き道に行く人が見える。危険と書かれている巻き道に行くのもどうかと思う。宝剣岳も危険だし・・・。地図を見ると距離はあるが馬の背はあまり高低差がなさそう。行ってみることにする。

最初はロープで自然保護されている道だ。中岳方面と違い、極端に人が減る。やっとゆっくり歩ける(実際は早くかもしれないが・・・)。マイペースが一番。

分岐(10:20)。山頂から直接ここに来れるようだ。

道はいつしか岩場へ。三点支持さえできればまったく問題ない。

左側(北側)の山肌は一面紅葉。色は今一だが、スケールの大きさに心引かれる。

最初は、左が崖、右が平原だが、次第に右も崖になる。この辺りになると出会う人もいなくなってしまった。ちょっぴり不安だが、地形的に他に行きようがないのでペンキに従い進む。やがて稜線が見えてくる。濃ヶ池を上から見下ろす辺りは、言葉に詰まった。この道にきてよかった。大正解。写真も全部紹介したいくらいどれも見事にとれて大満足。

やっと折り返し地点(11:10)。下から登って来る道と合流。ここから先、人に出会うようになった。

尾根道は紅葉を上から見ていたが、ここからは紅葉の中を歩いていく。浮き浮きらんらんである。

すごいすごい

道標「濃ヶ池へ」(11:30)。

濃ヶ池。

言葉が出てこない。

もう満腹。

道標。ここからも伊勢滝へいける。もちろんいかない。

はしご(12:14)。いよいよ宝剣山荘に向けて登りに入る。気づけば千畳敷と同じ高度まで降りてしまっていた。

そろそろカウントダウン。紅葉とも御別れ

登りの小休止、駒飼ノ池(12:29)。池というより水溜り。

ジグザグに登っていくと朝の道(12:53)に出る。道標もある。

乗越浄土。休憩し、パノラマを楽しむ。

ガレの道。石を蹴飛ばさないように注意。

八丁坂(13:28)。この後の分岐は、遊歩道方向に行く。

剣ヶ池(13:42)。水の青さはうつらねど、山は池に写った写真が撮れた。

駅(13:49)に行き、整理券をもらう。1時間50分待ちだ。しょうがないもう一度写真を撮ろう。待っている間に、体が冷えてしまった。

ケーブルカーの中からがんばって下を激写。最後までいい眺め。

駐車場のすぐ近くに、日帰り温泉「こまくさの湯」がある。いい一日だった。これぞ、紅葉日和。

注意)上記の時刻はすべてデジカメのものです。GPSとは一致しておりません。

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